龍が如く7 光と闇の行方 キャバクラの指名制
若の女を探すという事で、ここで無駄に店内を歩かされたんですけど
構造がわかりづらくて結構うろうろしてました…
ようやく見つけて、若の所に来いといっても
お客さんに私が先に指名しているのだからと、反論されます
そこに若が直接やってきて、順番より店にお金を多く落としている人間を優先するのが
現実だと講釈を垂れますが、それもどうかと思うんですけどね…
ここで札束を投げつけて、金で解決しようとしますが
がっつり拒否られました。
どうやら金で動く相手ではないようです
おもいっきり警視庁のお偉いさんでした
そりゃ、ヤクザの脅しにも金にも動じないわけですね
そこで若も言葉を変えて攻めます
このセリフで指名客から、強引に引き離すのもあれですけど…
ほんとに高級店とは思えないやりとりです
若がすごく頭の悪い人に見えてしまい不憫になります
警視庁の方もそう思ったのか、そうですかどうぞどうぞってな感じで譲ってくれました
席に戻ると誕生日プレゼントを出せと春日くんは言われます
春日くんは普段プレゼントとかしたことがないらしく
一番高いハンカチを買ってきたようです
他のキャバ嬢におばあちゃんも持ってる、同じやつとバカにされます
若のプレゼントは高級時計のようです
よくあるダイヤばきばきに散りばめた何時かよくわかんない奴ですね
時間を見るというより、腕につけたアクセサリーとして見せびらかす時計です
軽く億を超える金額だと言いたいんでしょうね
こういう形でしか愛情表現が出来ないのは育ちのせいなんでしょうかね
ますます若が不憫に思えてきます
バブル時期には、よくある光景でしたが
結局自分の財力を見せつけたいだけで、マウント取りにきてるだけなので
正直良いプレゼントとは思えないです
これで喜ぶ相手もたいがいだと思います
そして他のキャバ嬢たちも店で一番高いお酒を飲んで上機嫌です
下品な発言が多数ありました
若も店で一番高い酒なんて、中々飲めないだろってドヤってますが
原価の20倍くらいの値段の酒を飲んで気持ちよくなれる頭がおかしいんですよ
まあ、味とか値段じゃなく気持ちの表現手段なんだと思うんですけど
そもそも夜のお店で気持ちを語ってはいけませんよ
あくまで社交場なんですから、わきまえて楽しむのが一番いいんですよ
自分も水商売をしているときに感じていましたが、どこからこんなに金を持ってきて
どんな気持ちで使ってるんだろうと不思議に思った事が何度もありました
私が一度大金を稼いだ時は素直に孤児院に寄付をしました
偽善というより、自分で価値を感じない金額はそれを活かす場所に使うべきだと思うからです
少し余分にお金があるからギャンブルをするのも私はしません
増やす楽しさもないですし、ギャンブルの楽しむには緊張感がないものばかりなので
人生で一番真剣にやった麻雀も高額レートしかやったことがないですね
そういう時のお相手は、それこそ若みたいな人や警視庁の方みたいなのが多かったですね
そんな夜の街の出来事を思い出したシーンでした。