龍が如く7 メンツというプライド
命を助けてもらって、無事に脱出が出来た春日くん
すぐにお礼をいいますが、いきなりぶん殴られます。
ヤクザは顔と看板で商売してるって言いますが、ほかの仕事でも大事なことだと思います
イメージは違う形でも、やさしいイメージでも同じ事が言えると思いますね
頭をすぐ下げる潔さより、指をすぐに落とす向う見ずな狂気が大事だったんですよね
相手が恐怖や暴力で交渉してくる場合は、それ以上の何かが必要になります
そういう駆け引きが親っさんは分かっているんだと思います。
顔が売れてる人間ほど、イメージは大事ですね
ましてヤクザとなると舐められたら終わりなんですよね
意地を張ることで自分を鼓舞している所もあるんでしょうね
それでも、見ず知らずの小僧である春日くんを放っておいてもいいのは間違いないですね。
誰だってそう思います、単純な人助けで指は落とせないですから
ちらっと本音なのか、春日くんへの気遣いなのか
こういう子供っぽい意地の張り方も男らしくもありますね
何事もなかったように立ち去る親っさん
絶対指痛いですよね…
そして春日くんは親っさんの背中を追いかける事になります
何もなかった少年には強すぎる衝撃でしょうね
自分の道を見つけたと思ったんでしょうね
来る日も来る日も春日くんは事務所の前に立って、親っさんに盃をもらおうと懇願します。
車から降りた親っさんに、すかさずタバコに火をつけます
このあと、若頭に思いっきり殴られますがw
親っさんはヤクザもんなんかに、なるんじゃないと相手にしません
家族が悲しむだけと説得しますが、春日くんには家族はいません
それを聞いた、親っさんは事務所に入る事を許しました。
それが親っさんと出会ってから100日目だったようです。
社会で行き場をなくした人の受け皿になる一面もヤクザにはあるんでしょうね
いつだって誰だって、いきなり心が折れてしまう事があります
どうにもならない不条理を受け入れなければ、ならない時もあります
そういう時に、受け止めてくれる人や場所が絶対必要なんですよね
私もそういう気持ちで色々やってきましたが
自分に力が無くなってくると現実は厳しくなってきて、辞めてしまいました。
それでも、多少なりとも行き場のない人達の力になれていたら良かったと思えます
どんどん年齢を重ねて時代との誤差を感じるようになってきましたが
自分の信じたものや人達にまだ何かできればと、いつも思います。
そんな今日は自分の誕生日でしたw
いつも特に何もないですが、なんとなく思い出すものですね
去年はすっかり忘れていて三日くらい経ってから気付きましたw