龍が如く7 春日くんの涙のわけ
おでん屋で一杯やって、劇場前でチンピラをぶっ飛ばした、親っさんと春日くん
そこで2001年のカウントダウン。
21世紀の始まりですね。
親っさんと別れた後にもう一杯やるかと、缶ビールを飲んで公園でそのまま寝てしまった春日くん
お巡りさんに起こされた後に、すぐに電話が来ます。
親っさんの様子がおかしいです、とにかく目立たないように事務所に来いと言われます
途中でなぜかヤクザに絡まれながら到着です
神妙な面持ちの親っさん、相当タバコも吸ってるのを見ると寝てないのかもですね
話を聞くと、若頭の沢城さんがやってしまったようです…
阪木組は関東の近江連合に情報を売っていたと、親っさんが幹部会で指摘して以来
犬猿の仲のようです。
同じ東城会系であり、相手は直系で格上です
揉めるに値せずに、荒川組が潰されるのは明白ですね
このままでは組員全員が路頭に迷う羽目になります。
辛そうな親っさんが、出した言葉は…
頭を下げて、沢城さんの代わりに自首してくれというお願いでした。
若頭を今失うわけにはいかないという判断の元です。
春日くんは、悲観する所か喜んでこの話を受けます
自分が親っさんの窮地を救えるという恩返しが出来ると思ってですね。
嫌いな沢城さんの身代わりですが、春日くんに出来る事はこんな事くらいしかありません。
深くおじぎをした時に落とした涙は、どういう意味なんでしょうね
役に立てた喜びなんでしょうか、身代わりにされる悲しみなんでしょうかね
どちらもありそうな気はしますけど、やっぱり切ないですよね。
法治国家である日本で前科者になることは一生消えない傷みたいなものですからね
指を落とすのもそうですが、何かを失う覚悟がないとやっていけない稼業ですね
なんとなくでも生きていけますが、常に何かのリスクを背負う生き方は厳しくもありますが
毎日が楽しかったりします。
春日くんにとっての荒川組での生活はどんな事があっても最高なんだと思います。