夏休みは龍が如く4 その69
追い詰められた宗像の理論は、権力のトップにいる人間は何をしても捕まらないというものです。
ましてその権力が警察トップのものだから、なおさらですね。
現場の刑事はそういう事も意識しないし馬鹿だと、あざけ笑います。
正義よりも権力が全てという考えが、そもそも警察としておかしい事に気づかないのか
自分はあくまで特別な人間という主張は変わる事はありませんでした。
こういうのって実際にあっても、そうやって生きていく人の人生は失敗がないので
学びも弱いと思ってしまいますね
桐生さんたちがした事は労力の無駄遣いという罵倒を浴びせます
とことん悪役で、逆に清々しいです。
そんな場面に、突如ヘリが上空に現れました。
どうやら中に乗っているのは伊達さんのようです
警視庁のヘリを運転しているのは、伊達さんの昔からの仲間の須藤
そろそろやるかの合図で、伊達さんがやった事は…
上空からの新聞のばらまきです。
伊達さんは今は新聞記者ですが、あくまで正義の人です
須藤もこんなに腐っている警察にいながら、正義の心を忘れない男でした
その新聞の記事には宗像の全ての汚職の内容が書かれているものでした。
桐生さんたちだけが知っている内容を神室町の人々にさらけ出したのです
これは、さすがに宗像も逃げれなくなるのではないでしょうか。
たとえ権力で冤罪としても世間についた印象は広がるだけで消えにくいものになるでしょうね。