万魔会談の場でひとり残されていたアブディエルに太宰イチロウが声をかけると
日本支部に破れたので、自分がどうなろうと文句は言えないといった感じでした。
そんな弱音を吐くアブディエルに、太宰イチロウはアブディエル様はまだいけると言わんばかりに励まします。
太宰イチロウにとってみればアブディエルが生きてさえいれば何も問題ないのでしょうね。
しかしアブディエルは、大天使である自分でもナホビノには敵わない絶望に浸っています。
悪魔であろうとも大天使であろうとも、最後は力が全てなんですね。
それならば、アブディエルもナホビノになればいいと太宰イチロウは言います。
そもそもそれを禁じてきたペテルの中心にいたアブディエルが受け入れるとは思えませんが
太宰イチロウからすれば、それくらいしか打開策はないのでしょうね。
このままアブディエルは失意のまま終わるとは思えませんが、どうなるかは分かりませんね。