夏休みは龍が如く4 その24
会場からの殺せ殺せコールに、ついに冴島キレます。
会場に向かって大声で言います。
人を殺した罪の意識からは逃れられないようです。
25年前からずっと悪夢を見続けているみたいです。
殺してしまった家族に申し訳ないとか、当然思うと言いますが
これは服役したからこそ、思えたのかも知れませんね
まともな神経じゃないからこそ人を殺せたわけですからね
結局は殺した人間の恐怖からは逃げれないと、タフな冴島でさえ弱音を吐きます
本来は真面目な人間なんでしょうね、自分なりの覚悟でやった事ではあっても
罪悪感からは逃れられないんでしょうね
そんな気持ちの集大成が、ごっつ怖いもんなんじゃでした。
人が人を殺めることは正しい事ではないという、冴島の教訓ですね。
こうしてリングから立ち去った冴島に花屋が声をかけます。
どうやら花屋は冴島を試していたようです。
もし言われるがまま相手を殺していたら、花屋は頼みを断るつもりだったみたいです
しかし、冴島の性根に触れることで冴島の頼みを聞くことにしてくれました。
これで笹井の親っさんの居場所がわかりそうです。
強さと弱さと罪と罰といった感じでした。