龍が如く7 倒す相手は見えました
慌ててやってきた浜子さん。
不法滞在の女の子たちを世話してきましたが、今回の若の再生シェルター計画に乗せられて、みんなをそこに連れていってしまったようです。
元々自分の国にも居場所がなかった彼女らは、強制送還されてしまうようです。
実際は正しい政策ではありますが、個々の事情までは考慮できないのが本当に残念ではあります。
自分を責める浜子さんに、春日くんは慰めます。
こういう場合は誰が悪いとか問題ではありません
そもそも違法行為をしていたわけですから、日本の法律を恨むしかありません。
浜子さんは目の前にいる困っている彼女たちに安全な生活を与えたいだけでした
そんな浜子さんは誠実という言葉がピッタリですね。
涙が止まらない浜子さん、春日くんたちは無力です。
法治国家ゆえの理不尽はこういう場所でも起きてしまうんですね。
春日くんは、どうにも出来ない憤りを爆発させそうです。
ナンバ先輩も同じでした。
居場所がない人間の苦しみをホームレスで経験している2人だからこその歯がゆさでしょうね。
そして春日くんは呼びかけます。
みんな異人町から出れる状況じゃないなら、一緒に来てほしいという事です
もう春日くんはやる気になっています。
勝算もない相手に立ち向かうのが、本当の喧嘩と覚悟を決めたようです
日本の実質的な表と裏社会の頂点に喧嘩をふっかけるそうです。
こんな寄せ集めの集団でも、命を懸けてやるんだと
みんな気持ちがひとつになる瞬間でした。
本当にすごい事だと思います、社会の出来事なんて対岸の火事でしかない今の現状から考えると、こういう熱い思想は嫌いじゃないですね。
コロナ騒動も自分は関係ない顔をしている人間がいるだけで、余計な心配が増えるのも事実です。
こういう制限された生活をさせられると、慣れてない人間は必ず誰かにヘイトをぶつけ始めます。
そして思考を止めて、関係ない顔をしだすものです
本当に自分なんてどうでもいいなら、医療現場に雑用で行ってください
医療機関はもう麻痺寸前の所まできています
この先に待っているのは経済破綻です
オーストラリアでの一か月の自粛の結果が感染をかなり減らしているのですから
今は本当に耐える時期だと思って欲しいです。
そんなわけで十一章は終わりです。
十二章の極道の終焉に向かうとします。