場面が変わって、現れたのは浜崎でした。
海辺にボロボロで流れ着いた浜崎の目の前には桐生さんの施設であるアサガオがありました。
最初に浜崎を見つけた遥は怯えます、なにせ前作の最後に桐生さんを刺した相手ですからね。
それを目の前でみていた遥には恐怖や怒りの対象でしかありません。
遥は浜崎の顔もみたくないと引っ込んでしまいますが、桐生さんは浜崎の手当をして話を聞きます。
話の中で冴島もアサガオに流れついて、無事に神室町に旅立った話をきいて安心をする浜崎。
そして桐生さんに土下座をして、頼みこむ浜崎。
今の東城会を救って欲しいと言います。
冴島が追いかけている過去との因縁も全て、東城会を潰そうとしている上野誠和会の抗争に関わるからです
冴島の助けにもなりたいし、腐っても東城会を誰かに壊させたくないという浜崎の気持ちの土下座でした。
桐生さんに、なぜそこまでする必要があるかと聞かれた浜崎。
冴島は、俺が惚れた男だからと答えます
これは意味深ではなく、あくまで男気の問題です。
浜崎が桐生さんに頼るのも刺されても浜崎を信じると言った桐生さんの言葉を
ずっと信じていたからです
冴島もそうでした、裏切られても関係ないと浜崎を信じてくれました
そういう相手の気持ちをちゃんと汲める心が浜崎にはしっかりあったようです
そして浜崎は刑務所からもってきたあるものを桐生さんに見せます。
桐生編はこうして始まりました。