夏休みは龍が如く4 その34
25年前の事件から冴島大河がいなくなってから、靖子はずっと独りでいたようです
年齢もかなり若かったと思いますし、相当苦労したんだと思います。
谷村も父親を亡くしていますが、それだけの理由で自分の想いを消せないわけですよね
なんとしても兄を救いたい気持ちの靖子の強い言葉が刺さります。
なにより、靖子はヤクザも警察も葛城も全て憎いと思い
誰も信用できなくなっていました。
なにより葛城の命令で何人もの人を殺してしまっています。
ここまできては、もう後には引けない状態です
1億も秋山さんに借りてしまいました。
本当は殺人なんかしないで1億で証言してもらえる事も考えたんですね
でも秋山さんにお金を返す事を考えて結局殺人の方が選んでしまったわけです。
そもそも、靖子が冴島の妹だと葛城たちに目をつけられたのかというと
25年間毎日、靖子は面会に通い続けていたのを見られていたからのようです。
しかし結局一度も会えなかったようです。
それくらい冴島の事件の裏には様々な力が働いていたんでしょうね
ここで谷村は自分が直接葛城に会って、1億で証言させるように交渉すると言います
なにより冴島は今は沖縄の特殊な刑務所にいると教えます
死刑の執行が明日にせまっている靖子は谷村に葛城の説得を任せて沖縄に向かうことにしました
もう時間もない谷村は葛城に連絡を取るのでした。